SKオンとグループ会社の3社合併が完了、バッテリー不況で財務改善=韓国
SKオンとグループ会社の3社合併が完了、バッテリー不況で財務改善=韓国
バッテリー大手のSKオンは2024年11月から進めていた、原油の輸入を行うSKトレーディング・インターナショナル(SKTI)と、タンクターミナル事業を手掛けるSKエンタームとの合併を完了したと1日、発表した。これによりSKグループは、財務改善のため2024年7月に発表した3社の合併を成功裏に終えたことになる。

合併後、SKTIは社名をSKオン・トレーディング・インタナショナルとすし、SKオンにおける社内企業となった。SKエンタームはSKオン・トレーディング・インターナショナルにおけるタンクターミナル事業部として事業を行う。

3社の合併は、バッテリー不況のあおりを受けたSKオンの財務改善を目的に行われた。SKオンの売上高と資産規模は、2023年末時点でそれぞれ13兆ウォン(約1兆3876億円)、33兆ウォン(約3兆5224億円)だったが、合併後はそれぞれ62兆ウォン(約6兆6179億円)、40兆ウォン(約4兆2696億円)へと改善する。

SKオンの関係者は「財務改善を機に、製造分野における競争力や研究開発(R&D)の強化、製品ポートフォリオの多角化などを進める」と述べた。

SKオンはSKTIが持つ貿易分野のノウハウと世界的なネットワークを活用し、原材料調達を増強する計画だ。

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