脱毛製品で起業した20代女性、日本や米国への輸出も視野=韓国
脱毛製品で起業した20代女性、日本や米国への輸出も視野=韓国
化粧品などの製造を手掛けるレイアース・コスメティクスのキム・ユナ代表は、若干29歳
で脱毛市場に進出した人物だ。

起業の背景としてキム代表は「個人的な不満から」と述べる。それまで美容にしか関心がなかったキム代表が、かつて流行していたシャンプーブラシを利用した結果、長らく脂漏性皮膚炎を患うことになった。その時、頭皮と毛髪に合った製品の選択が大事だと知ったという。

その後、誕生したのがヘアケアブランド「ネッシュ」だ。2021年12月、女性用脱毛管理シャンプーを発売したネッシュは、頭皮の健康や毛髪管理、スタイリングなどヘアケア全般に製品群を拡大した。

それまでは脱毛シャンプー市場の主要顧客は男性という認識が強かったが、ネッシュは若い女性を対象とする。キム代表によると「脱毛シャンプーを購入する顧客の60%、関連キーワード検索をする80%が女性」だという。

同社は韓国でのブランド認知を高め売り上げを上げると同時に、米国や日本へと輸出を拡大することで世界展開を目指している。

現在、化粧品ODM(相手先ブランドによる設計・生産)を手がける韓国コルマーと新製品の共同開発にも着手している。6月には、初のスキンケア製品を発売する予定だ。
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