禹元植・国会議長(資料写真)=(聯合ニュース)
禹元植・国会議長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長は5~9日の日程で中国を訪問する。中国共産党序列3位の趙楽際・全国人民代表大会(全人代)常務委員長らと会談し、両国の経済協力強化や中国にある韓国独立運動の史跡の保存・管理などについて議論する。国会議長秘書室が発表した。

 議長室は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の「非常戒厳」宣言後に起きた混乱を巡り、「国会による民主主義回復の努力を説明するなど経済的な不確実性を解消し、信頼度を高めることに注力する」と説明した。

 7日にはハルビンで開催される冬季アジア大会の開会式に出席し、アジア各国の首脳や国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長らと面会する。

 習近平国家主席との面会も計画している。国会関係者は「中国側と日程を調整している」としながらも、「まだ決まってはいない」と明らかにした。

 1909年に初代韓国統監を務めた伊藤博文をハルビン駅で暗殺した韓国の独立運動家、安重根(アン・ジュングン)の記念館なども訪れる予定だ。


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