Nソウルタワー(資料写真)=(聯合ニュース)
Nソウルタワー(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と日本が今年6月に国交正常化60周年を迎えることを記念し、ソウルと東京を象徴するランドマークのNソウルタワーと東京タワーを同時にライトアップするイベントが15日に開かれる。韓国外交部が5日、伝えた。

 15日夕に外交部はNソウルタワーで、日本の外務省は東京タワーでそれぞれ点灯式を行うという。

 Nソウルタワーでは金烘均(キム・ホンギュン)第1次官、水嶋光一駐韓日本大使によるあいさつ、国交正常化60周年のロゴマーク公募の授賞式の後に点灯式が行われる。

 Nソウルタワーでは国交正常化60周年のロゴマークとキャッチフレーズがタワーの外壁に映し出され、タワーの周囲が両国の国旗を象徴する赤と青の光でライトアップされる予定だ。

 東京タワーにはLED照明が設置されており、簡単なフレーズを表示することができる。2017年には韓国のガールズグループ・TWICE(トゥワイス)の日本デビューを記念し、大展望台に同グループの代表曲「TT」の文字が表示された。

 これまでにも世界各地のランドマークが特定の理由により同時にライトアップされた例はあったものの、Nソウルタワーと東京タワーだけが同時にライトアップされるのは初めて。ただ、韓日が共同で実施したイベントで同時に「ライトダウン」された例はある。

 Nソウルタワーは1975年、ソウル・南山に建設された韓国初の総合電波塔で、高さは236.7メートル。南山の海抜を合わせた高さは479.7メートルとなる。

 東京タワー(高さ333メートル)の展望台から上の部分の一部は朝鮮戦争で使われた戦車の鉄でつくられ、韓国と縁がある。


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