ソウル市長、東京都知事の「ソウル訪問」を要請=韓国報道
ソウル市長、東京都知事の「ソウル訪問」を要請=韓国報道
韓国のオ・セフン(呉世勲)ソウル市長は駐韓日本大使に会い、東京都知事のソウル訪問を要請したことが伝えられた。オ知事は任期中に東京を2度訪問している一方、東京都知事はオ市長の在任中にまだソウルを一度も訪問していない。

韓国の新聞社“ヘラルド経済”の取材によると、オ市長は先月20日 “新年のあいさつと韓日国交正常化60周年記念を機にした相互協力論議”のため、水嶋光一駐韓日本大使と面談した。

オ市長は水嶋大使に、ことしの6月にソウルで開催される世界大都市協議会(メトロポリス)の総会と9月のスマートライフウィーク(SLW)への関心を求めた。

ソウルと東京は35年前の1988年9月に、親善都市の提携を結んでいる。

特にオ市長は面談の席で、小池百合子東京都知事のメトロポリス総会への出席を要請した。ソウル市の関係者は「メトロポリス総会出席の第1次案内状は東京都知事に直接送り、今回は駐韓日本大使を通じてソウル訪問を要請した」と語った。

これまでオ市長は2度ほど東京を訪問している。1度目は初の在任期間であった2007年9月に東京都庁で石原慎太郎都知事(当時)に会い、2度目は2023年6月に小池都知事に会った。

ただ、東京都知事のソウル訪問は政治性向と無関係ではない。ソウル市の関係者は「日本の場合、都知事の海外出張に関する規定が1年に1~2回ほどだけ可能なほど厳格だ」とし「政治的な負担となるソウルよりも、他国を訪れるようだ」と説明した。

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