昨年の記念式の様子(在日本韓国YMCA提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
昨年の記念式の様子(在日本韓国YMCA提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】1919年に東京の朝鮮人留学生が日本による植民地支配に抵抗する「二・八独立宣言」を発表してから106年となる8日に、東京の在日本韓国YMCAで記念式が開催される。

 二・八独立宣言は、日本に留学中だった朝鮮人学生で結成された「朝鮮青年独立団」名義で11人の代表委員が署名し、朝鮮人留学生600人余りが当時の在日本東京朝鮮YMCA会館に集まり、祖国独立を世界に向けて宣言したもので、同年3月に朝鮮で起きた反日独立運動「三・一独立運動」のきっかけとなった。同宣言の意義を振り返り、その精神を継承するため毎年東京で記念式が開催されている。

 韓国国家報勲部によると、式典は在日本韓国YMCA主管で開催され、同部の呉振営(オ・ジニョン)報勲文化政策室長、独立功労者と遺族でつくる「光復会」の李鍾贊(イ・ジョンチャン)会長、在日大使館のキム・ヒョンスク東京総領事、在日同胞ら約250人が出席する予定だ。


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