握手を交わす韓国の趙兌烈・外交部長官(右)と中国の戴兵・駐韓大使(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
握手を交わす韓国の趙兌烈・外交部長官(右)と中国の戴兵・駐韓大使(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は6日、中国の戴兵・駐韓大使と面会し、両国関係や北朝鮮を巡る朝鮮半島問題などについて意見交換した。

 外交部によると、趙氏は両国関係が前向きな交流を続け着実に発展してきたとして、今年も緊密な協力を通じより実質的かつ多くの成果を上げるよう取り組む考えを示した。また、10月末から南東部・慶州で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に向け、緊密に意思疎通する方針を表明。戴氏はAPEC首脳会議を含むさまざまな分野で両国関係が一層発展できるよう最善を尽くすと応じた。

 趙氏は朝鮮半島を取り巻く情勢が複雑化する中、両国が朝鮮半島の平和と安定という共同の利益のため戦略的な意思疎通を継続することが重要だとし、朝鮮半島問題に関する中国の建設的な役割を要請した。戴氏は朝鮮半島の平和と安定の維持が両国の共同利益だとし、今後も中国が建設的な役割を果たす方針を示した。


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