レギュラーガソリン価格2241ウォンと表示されたガソリンスタンド=(聯合ニュース)
レギュラーガソリン価格2241ウォンと表示されたガソリンスタンド=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国の企画財政部は6日、2月末に期限を迎えるガソリンや軽油に課す「油類税」の引き下げについて、原油価格の動きや国民の負担などを考慮して4月末まで2カ月延長すると発表した。

 現在ガソリンには1リットル当たり698ウォン(約74円)、軽油には448ウォンの油類税が課されている。ガソリンは税率が15%引き下げられ1リットル当たり122ウォン、軽油は23%引き下げられ133ウォン安くなっている。

 政府は原油価格が急騰した2021年11月から引き下げ措置を取っており、期限が延長されるのは14回目。

 政府の油類税引き下げ措置は23年1月からガソリンは25%、軽油は37%の減税率が適用され、昨年7~8月はガソリンが20%、軽油が30%に縮小。同9~10月もこれが維持された。11月からはガソリンが15%、軽油が23%に縮小されている。

 韓国内のガソリン価格は昨年10月の1リットル当たり1500ウォン台から16週連続で上昇し、現在は1730ウォン前後となっている。ソウルの平均は1リットル当たり1800ウォンまで上がった。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40