「謝罪もない」...故オ・ヨアンナ氏加害疑惑のA氏、弁護士を選任=韓国
「謝罪もない」...故オ・ヨアンナ氏加害疑惑のA氏、弁護士を選任=韓国
韓国で昨年9月に死亡したMBC気象キャスターの故オ・ヨアンナ氏の職場内ハラスメント加害疑惑を受けている気象キャスターA氏が、弁護士を選任したことが分かった。

 6日、YTNによると、故人の職場の嫌がらせ加害者とされるA氏が最近、弁護士を選任したという。

 遺族側は「私たちはヨアンナの名前で許す準備ができていたので、(加害者が)過ちを認めることを望んでいたが謝罪もなかった」とし、「しかし、(法的対応のために)弁護士を選任したと知っている」と話した。

 故人は昨年9月に死亡した後、正確な死因は明らかにされなかった。しかし、3か月後、故人の携帯電話から原稿用紙17枚分の遺書が発見され、職場での嫌がらせ疑惑が伝えられた。

 遺族は故人の遺書で加害者の1人で、いじめを主導したと指摘されたA氏に損害賠償請求訴訟を提起した状態だった。

 オ・ヨアンナ氏の母親は芸能メディア「ディスパッチ」とのインタビューで、「友達のようによく電話をしていた娘が亡くなる前の3年間、気象キャスターの先輩A氏から嫌がらせを受けて落ち込んでいるという話をたくさん聞いた」とし、「その度に一緒に罵ったり、なだめたりしていた」と言及した。

 また、故人に対する職場の嫌がらせが始まった理由は、当初、先輩A氏が出演していた朝のニュース番組に、入社4か月だったオ・ヨアンナ氏が出演するようになり、嫌がらせがひどくなったというのが遺族の主張だ。

 その後、オンラインなどでA氏に対する批判が巻き起こる中、加害者の1人とされているMBCの気象キャスター、キム・ガヨン氏も現在出演中のバラエティー番組「Shooting Stars」から降板、出演していたラジオ番組からも降板した。また、京畿道坡州市の広報大使も解任された。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88