中国の電子情報製造業、2024年の付加価値は前年比11.8％増＝中国報道

中国の工業・情報化部によると、2024年（1-12月）、一定規模以上の電子情報製造業の付加価値は前年比で11.8％の増加となった。また、12月は前年同月比で8.7％の増加となっている。

2024年の主要製品の生産量を見ると、携帯電話が同7.8％増の16億7000万台だった。その中で、スマートフォンの生産量が同8.2％増の12億5000万台に達した。マイクロコンピューター設備は同2.7％増の3億4000万台、集積回路は同22.2％増の 4514億台だった。

電子情報製造業の輸出量は持続的に回復した。一定規模以上の電子情報製造業の輸出額は同2.2％の増加となった。1-11月の増加率より0.9ポイント上昇している。

一定規模以上の電子情報製造業の利益は安定していた。営業収入が同7.3％増の16兆1900億元（約337兆円）、営業コストが同7.5％増の14兆1100億元（約294兆円）、利益総額が同3.4％増の6408億元(約13兆3000億円)となった。営業収入利益率は4.0％で、1-11月より0.04ポイント上昇した。12月のみの営業収入は前年同月比8.4％増の1兆7400億元（約36兆2000億円）だった。