同じく無罪が言い渡された元グループ未来戦略室長の崔志成(チェ・ジソン)被告ら13人についても上告するという。
李被告はサムスングループ傘下の第一毛織とサムスン物産の合併を巡り、最小の費用で経営権を安定的に継承し、自らのグループ支配力を強化するため不正な取引や株価操作、不正会計などに関与したとして、資本市場法違反や背任などの罪で2020年9月に起訴された。
今月3日の二審で高裁は、一審に続き無罪判決を言い渡した。高裁は両社の合併が李被告の経営権継承と支配力強化のために不当に行われたとする検察の主張を認めなかった。また、両社の合併報告書が同氏の経営権継承のために改ざんされたという主張も受け入れなかった。
検察は懲役5年と罰金5億ウォン(約5300万円)を求刑していた。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40