廉議員はこの日、自身のSNSに掲載した‘尹錫悦大統領が引っ張り出せと言ったのは国会議員だ’というタイトルの文章に「12月3日の非常戒厳事態当時、国会に投入された戒厳軍を指揮したクァク・ジョングン前陸軍特殊戦司令官は昨日、憲法裁判所で尹大統領から『議決定足数が満たされていないようだ。早く国会の門を壊し、中にいる人員を引っ張り出せ』という指示を受けたと繰り返し証言した」とこのように書いた。
廉議員は「さらに、クァク前司令官は『本館の中に作戦要員がいなかったので、当然それが国会議員だと理解した』と説明した。国会の非常戒厳解除後も尹大統領の撤収指示はなく、むしろキム・ヨンヒョン（金龍顯）前国防部長官は兵力再投入を指示したとクァク前司令官は明らかにした」と述べた。
続いて「また『キム・ヒョンテ707特殊任務団長は戒厳当時、実弾を持って国会に出動し、テイザーガンの使用や電気遮断も議論した』と言った。身の毛がよだつ。『警告性の戒厳だった』、『秩序維持のための戒厳軍投入だった』と述べた尹大統領の言葉はそもそもでたらめだ」と批判した。
廉議員は「彼らの証言に焦った尹大統領は、ホン・ジャンウォン（洪壯源）前国家情報院1次長とクァク前司令官を『内乱フレームと弾劾工作の出発点』と名指しした。また、『人員という言葉を私は使ったことがない』とすぐにばれる嘘を切羽詰まり、並べ立てた」と批判した。
廉議員は「『すべての責任は私にある』として良心の告白をしたクァク前元司令官とは異なり、自身の罪を隠すために卑劣な詭弁（きべん）を並べ、自身の部下をバカにしている尹大統領の姿は本当に情けなく、無責任で、みっともない。尹大統領のうわごとをいつまで聞かなければならないのか。1日も早く罷免しなければならない」と強調した。
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