外交部は両氏による会談の結果について、北朝鮮の違法なサイバー活動、ロ朝の軍事協力、韓米日連携に基づく北朝鮮との対話推進など会談で両首脳が示した朝鮮半島問題に対する立場は韓国の対北朝鮮政策の方向性と一致すると評価。そのうえで、「今後も緊密な韓米日連携を基に北の完全な非核化に向けた外交努力を積極的に傾ける」と強調した。
特に外交部は、米新政権が具体的な対北朝鮮政策を検討するなか、閣僚級などさまざまなレベルで米国と意思疎通し、共に北朝鮮政策の調整を行う姿勢を強調した。
北朝鮮に対しては、韓米日を含む国際社会の完全な非核化に対する意志を直視するとともに違法な核・ミサイル開発と挑発を中止し、対話に乗り出すよう促した。
トランプ氏と石破氏は会談後の共同声明で、世界にとって深刻な脅威となっている核・ミサイル開発への対処の必要性を表明するとともに、北朝鮮の完全な非核化に対して断固たる意志を示した。
先月20日の第2次トランプ政権発足後、米国が関わった公式外交文書に「北朝鮮の完全な非核化」が含まれるのは初めて。
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