韓国外交部(日本の外務省に相当)は8日、「北朝鮮の違法サイバー活動およびロ朝軍事協力への対応、日米韓の協力に基づく北朝鮮との対話推進など、日米が首脳会談を機会に明らかにした朝鮮半島の問題に対する立場は、これまで韓国側が各レベルで多様な経路を通じて日米に伝達し続けたわれわれの対北朝鮮政策の方向と一致する」とし「緊密な日米韓の協力を基に北朝鮮の完全な非核化に向けた外交的努力を積極的に傾注していく」と明らかにした。
また、韓国外交部は「米国が具体的な対北朝鮮政策を検討していく過程で、長官など各レベルで米国側との疎通と政策調整を強化していく予定」とし「日米韓を含む国際社会の完全なる北朝鮮の非核化の意志を直視し、違法な核ミサイルの開発と挑発を中断して対話に復帰することを促す」と強調した。
米国のドナルド・トランプ大統領と日本の石破茂首相は7日(現地時間)、ワシントンDCのホワイトハウスで首脳会談後の記者会見で、北朝鮮の非核化の目標などに言及した。
ドナルド・トランプ大統領は「米国は友好国であり同盟の防衛のために米国の抑止力と能力を完全に使用するつもり」とし「米国と日本はインド・太平洋全域で力を通じた平和をもたらす」と述べた。また、「このためにわれわれは私が最初の任期のときに始めた朝鮮半島の安全と安定を保障するための努力にも専念している」と述べた。
石破茂首相は「北朝鮮と関連して、世界に深刻な脅威となっている核・ミサイル開発に対処する必要性を確認した」とし「米国と日本が完全な非核化に向けて協力していく」と明らかにした。
ドナルド・トランプ大統領は、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長との関係について、「知っての通り、私は彼らと非常に良く過ごしており、私は私が戦争を防いだと考えている」とし「私が先の大統領選挙で勝利しなかったら、みなさんは非常に悪い状況に直面しただろう」と主張した。続けて、「私が金正恩国務委員長とうまくやっていくことは、すべての人にとって非常に大きな資産(a very big asset)だと思っている」とし「私が金正恩国務委員長だけでなく、世界各地で困難に直面している他の人々とも関係を持つことができれば、それは米国だけでなく全世界にとって途方もない資産になるだろう」と付け加えた。
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