「青少年SNS制限」広がる...トルコも「16歳未満制限」規制を予告
「青少年SNS制限」広がる...トルコも「16歳未満制限」規制を予告
青少年のSNS利用を制限する動きが広がっている。

トルコのアブドゥルカディル・ウラロール運輸・インフラ相は7日(現地時間)、地元の国営TRTハーバー放送に出演し、「ことしに16歳未満の児童のSNS利用を制限する規定を施行する計画」と明らかにした。SNSに過剰に没頭することに伴う副作用を防ぐための措置であるという説明だ。

アブドゥルカディル・ウラロール運輸・インフラ相は、「トルコは世界で5番目にSNSを最も多く使用している国」とし「子どもと青少年を保護しなければならない」と今回の計画の背景を説明した。これに伴い、トルコはSNSの接続制限規制を△13歳未満△13歳以上~16歳未満など年齢層別に区分して適用するものと予想される。

トルコのレジェップ・タイップ・エイドリアン大統領は3日、「社会に伝染病のように広がった『スクリーン中毒』を解決することが最優先」とし「共有プラットフォーム(SNS)に対するより厳格な監督と利用年齢制限など多様な規制を検討している」と明らかにした。同大統領は「デジタルメディアの混乱した雰囲気の中でわれわれの子どもたちを放置してはならない」とし「自由という美名の下に若者たちの心がむしばむことをそのまま放置することはできない」と強調した。

トルコの他にも、世界の多くの国が青少年のSNS使用を制限する内容を盛り込んだ規制を施行したり推進している。

オーストラリアは昨年11月に16歳未満の青少年のSNS利用を全面禁止する法案を通過させた。ユーチューブとワッツアップなど教育・創作目的に使われるプラットフォームだけを除いた。ノルウェーはSNSへのアクセスの許容年齢を13歳と規定しており、これを15歳に引き上げる案を推進している。フランスでは親や保護者の承認がなければ、15歳未満のSNS利用を制限する法律が制定された。インドネシア、英国なども類似の規制導入を検討している。

韓国も今回の国会に△14歳未満のSNS加入禁止△16歳未満のSNS1日当たり利用限度設定など青少年SNS制限法案が発議されている状況だ。中毒性のあるコンテンツに対する露出を防いで、これに伴う副作用を最小化するためだ。ただし、SNSの純機能も確かに存在するだけに、一括的にこれを禁止する案が適切かどうかは議論の的になる。
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