院外親ハンのシン・ジホ…ハン・ドンフンの活動再開を示唆
院外親ハンのシン・ジホ…ハン・ドンフンの活動再開を示唆
院外親ハン系として知られるシン・ジホ元国民の力戦略企画部総長は、ハン・ドンフン前国民の力代表の活動再開が差し迫っていると伝えた。

6日にYouTubeに出演したシン元副総長は「(ハン前代表が)公式活動再開のために水面下でさまざまな人に会っている」と話した。正確な活動再開時点については言葉をにごしたが、「今月中くらい」に範囲を狭めた。

政界でもハン前代表の復帰を既定事実として受け入れている。旧正月連休直前のハン前代表はソウル市内のファーストフード店で目撃されている。最近はキム・ジョンイン元国民の力緊急対策委員長、チョ・ガプジェ チョ・ガプジェドットコム代表などと会って今後の計画などを議論したことが分かった。

ただ、与党の影の大統領候補とみられているオ・セフン ソウル市長やホン・ジュンピョ テグ(大邱)市長などと比較すると、ハン前代表の支持率は低い方だ。キム・ムンス雇用労働部長官の支持率との差も大きい。戒厳・弾劾前の与党第1候補だった点を考慮すると、ハン前代表の立ち位置はかなり狭くなった。

シン元副総長は「ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領側との関係がうまくいかず悪条件」とし「ハン・ドンフン代表がそれを賢く、うまく克服していかなければならない」と話した。

また、ハン前代表が大統領候補として改憲などにも「開かれた立場」と明らかにした。早期大統領選挙を前提に権力構造改編への声が出る中、ハン前代表も同様の意見だということだ。

彼は「(ハン代表が)6共和国憲法はすばらしく、韓国の民主化を定着させるのにかなりの貢献をしたが、今は古いシステムと見ている」とし「第7共和国が開かれるべきだという考えを持っているようだ」と伝えた。

この日、シン元副首相は弾劾に関する政治状況について持論を語った。その一つが憲法裁判所判決後の政治地形の変化だ。尹大統領の罷免が確定すれば、保守支持者を中心に不服の声が高まると彼は予想した。同時に弾劾不服にだけに集中して早期大統領選挙の局面を見過ごしてはならないと助言した。

彼は「(民主党は早期大統領選挙で勝つために)がむしゃらにやっているが、ここ(国民の力)は早期大統領選挙自体がタブー語となった」とし「弾劾の決定が棄却されればいいが、棄却されずに早期大統領選挙60日後に既定事実になれば国民の力はぼう然としているうちに政権を奪われる可能性もある」と述べた。

シン・ジホ元副総長はニューライト系人物として名をはせた。2008年に開かれた第18代総選挙で、ソウル トボンガプ(道峰甲)ハンナラ党候補として出馬し当選した。以後、党内戦略家として活動し、YouTubeチャンネルなども運営している。
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