2年間で子ども3人が生まれた町に...「125万ウォン」の封筒が配達された=韓国
2年間で子ども3人が生まれた町に...「125万ウォン」の封筒が配達された=韓国
匿名の寄付者が地域の行政福祉センターに赤ちゃん誕生のお祝い金を送って、心温まる話が伝えられた。

9日、ポウン(報恩)郡によれば5日、フェイン(懐仁)面の行政福祉センターには「懐仁面長殿」と書かれた封筒が届けられた。その中には手書きの手紙と現金125万ウォン(約13万円)が入っていて、送り主の名前は書かれていなかった。

手書きの手紙で、寄付者は「美しい懐人の渓谷にたくましい孫たちの笑い声を期待して誕生お祝いの種を送る」とし「懐人の渓谷で誕生の知らせを聞けば、今後も寄託する。配慮は魔法です」と書かれていた。

印刷された別の手紙には、「2023年から懐人で生まれた子どもから1人当たり(即時支給をお願い)誕生お祝いとして、新生命にミラルチョンサ(韓国語で小麦の粒の意味)誕生祝賀金を少し同封するので、(種の)元肥になることを希望します。今後の種も送ります」と書かれていた。

寄付者は過去に懐仁面で学校に通っていたことが推定される。印刷された手紙には自分が通った学校の風景と懐仁面の路地などを回想する内容が含まれていた。また、出生率が低くなっていることに対する残念な気持ちを表現したことが伝えられた。

懐仁面のキム・ハギン面長は「心温まる分かち合いを実践した方に感謝する」とし「懐仁面で生まれた子どもに特別なお祝いのプレゼントになるだろう」と述べた。

一方、現在における懐仁面の人口は1670人で、新生児は2023年に1人、2024年に2人が生まれて居住している。行政福祉センター側は3人の新生児家庭のうち、経済的に厳しい1世帯に寄付金を伝達した。
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