「血の付いた女性教師の横に孫のかばん」…小学生女児殺害現場の最初の目撃者は祖母=韓国
「血の付いた女性教師の横に孫のかばん」…小学生女児殺害現場の最初の目撃者は祖母=韓国
テジョン(大田)ソ(西)区で小学生の女児が殺害された現場を最初に発見したのは女児の祖母であることがわかった。

10日ニュース1によると、Aちゃんの祖母は、「手を差し出せば孫が胸に飛び込んできそうだ」と深い悲しみを表した。

10日午後5時ごろ、祖母は息子からAちゃんがいなくなったという話を聞き、Aちゃんを捜しに行った。祖母は、「孫は学校の授業を終えてから午後4時20分までいつもトルボム教室(学童保育のようなもの)にいた」とし、「下校後に塾に行かなければいけない孫がいなくなったという話を聞き、(どこにいるのか)捜し始めた」と話した。

当時、Aちゃんの父親は位置アプリを通じAちゃんの位置を追跡したが、アプリに表示された位置は学校だった。父親はすぐに警察に失踪申告をした後、祖母とともに校内でAちゃんを捜した。

祖母は、「孫を捜すためトルボム教室の隣の視聴覚室に入った」とし、「視聴覚室の中にある備品倉庫まで捜そうとしたが、とても暗かった。携帯電話のライトを付けると血の付いた女性の顔が見えた」と話した。女性の頭の下にはAちゃんのかばんが置かれていた。

次の瞬間、何かが起きたと直感した祖母は警察に現場の状況を伝えた。その間に女性はドアに鍵をかけ、現場に到着した警察が足で蹴ってドアを開けた。続いて救急隊がAちゃんと女性を病院に運んだ。

手と足に刺し傷を負ったAちゃんは心停止の状態で病院に運ばれ、その後この世を去ってしまった。Aちゃんとともに倒れた状態で発見された女性はこの学校のB教師だった。B教師は意識のない状態で病院に運ばれたものの、命に別状はないという。

B教師は病院で手術を受ける前、警察に自分の犯行であることを認めたという。警察はB教師が回復し次第、犯行動機や事件の経緯などを調査する予定だ。B教師は2年生の担任だと伝えられた。
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