3銀行で約57億ウォンの詐欺が発覚、賃貸物件の保証金詐欺と関連=韓国
3銀行で約57億ウォンの詐欺が発覚、賃貸物件の保証金詐欺と関連=韓国
KB国民銀行が7日、詐欺事件が発生していたことを明らかにした。2023年5月12日から2024年11月1日までの間に発生していたもので、被害金額は22億2140万ウォン(約2億3279万円)に上る。

同日、新韓銀行とSC第一銀行も詐欺事件の発生を明かした。新韓銀行の被害発生期間は2021年4月22日から2024年4月30日の約3年にわたり、被害額は19億8000万ウォン(約2億円)。SC第一銀行は2023年10月23日から2024年10月2日に発生し、被害金額は14億6790万円(約1億5373万円)だ。

今回の詐欺事件は、いずれもセジョン(世宗)市で発生した大規模なチョンセ(多額の保証金を一括で預け入れる賃貸方式)詐欺と関連しているという。詐欺行為を行った人物は入居者の名義を盗用し、銀行で不法な借り入れを受けていたもようだ。詐欺の全体的な規模は、今後拡大するとみられている。

いずれの銀行も、警察の調査などを経て被害の正確な経緯と規模の把握に努める計画だ。これと共に不法に借り入れをした人物の特定も急ぐ。
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