11日、韓国テジョン(大田)警察庁は、該当の女性教師に対する逮捕令状と家宅捜索令状が発付されたと発表した。警察は、現在手術後に集中治療室にいる女性教師の健康回復を待ち、身柄を確保する方針だ。
また、家宅捜索令状の発付により、警察は女性教師の車両や自宅、携帯電話、病院の診療記録などを押収・調査する予定である。これを通じて、現在具体的に把握できていない犯行対象の選定理由や、犯行範囲、視聴覚室の倉庫を犯行場所に選んだ理由、復職後の学校での様子、計画的な犯行だったかどうかなどを追加で確認する方針だ。
警察は、早ければ明日にも死亡したハヌルさんの遺体の解剖を予定通り進める方針だ。遺族は当初、解剖に反対する意思を示していたが、その後立場を変え、解剖に同意したと伝えられている。
これに先立ち10日午後、大田市内のある小学校で、40代の女性教師がキム・ハヌルさんを刃物で刺して殺害し、その後自傷行為を試みる事件が発生した。首や手首などを負傷した女性教師は、病院で手術を受ける前に警察に対し、自らの犯行を自白した。この教師は正式な教員免許を持っているが、うつ病などの問題で休職しており、昨年12月に復職していた。
警察によると、女性教師は「復職して3日目で苛立ちを感じた。教頭が授業に入らせてくれなかった」と述べた上で、「学童の子どもらが帰る際、”どの子でも構わない。一緒に死のう”と思い、最後に残った子に本をあげると言って視聴覚室に呼び込み、首を絞めた後、刃物で刺した」と供述したという。
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