11日、農林畜産検疫本部の国家動物保護情報システムに登録された遺棄動物の現況によると、動物遺棄は2019年(13万5791匹)にピークを迎えた後に毎年減少しているが、2021年11万8273匹・2022年11万3440匹・2023年11万3072匹と、依然として毎年約11万匹以上が維持されている。
非営利団体「動物自由連帯」が作成した2023遺棄動物分析レポートによると、旧正月連休の直後であった2023年2月における遺棄動物の発見件数は7272件で、前年(6432件)より13.1%増加した。また同年の秋夕(チュソク・中秋節)連休であった10月には1万312件が発見され、前年より5.2%増加した。
動物保護市民団体「カラ」のチョン・ジンギョン代表は「名節期間に動物が遺棄される割合が増加する傾向がある」と指摘している。
一方、各自治体も遺棄動物を減らすため対策を打ち出している。名節を迎えるにあたり ”ペット預かり休憩所”を運営したり、国家動物保護情報システムを通じて遺棄動物の通報を受けたりしているが、「根本的な問題解決には限界がある」と指摘されている。
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