容疑者の女に対する警察の捜査も本格化した。
前日夜に女の拘束令状、女の車両や自宅、携帯電話などに対する捜索・押収令状の発付を受けた警察は現在、令状の執行に乗り出していることが分かった。
大田西部警察署は犯行現場で確保した女の携帯電話の解析作業を進めている。
警察は2018年からうつ病の治療を受けていると供述している女の診療記録などを確保し、健康状態などについて確認する方針だ。
事件のあった小学校は押収令状の対象に含まれていないが、警察は学校側の同意を得て容疑者の女に関連した資料を確保する予定だ。
拘束令状については執行後、48時間以内に逮捕状を請求しなければならないため、手術を終えて回復中の女の状態を見極めながら、執行時期を調整する必要があるという。
警察は拘束令状の執行前であっても、女との意思疎通が可能であれば、今日中に取り調べを再開する方針だ。
警察は解剖結果をもとに正確な死因、犯行方法などを確認するという。
女子児童を殺害した後、自殺を図った女は手首や首にけがを負い、手術前に自身の犯行を認めた。最後に教室から出てきた児童に対して「本をあげる」と言って視聴覚室に誘い込み、首を絞め凶器で刺したと供述した。
手術後は48時間以上安静にする必要があるとする病院側の指示により、取り調べは中断している。
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