金建希夫人
金建希夫人
ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の配偶者であるキム・ゴンヒ(金建希)夫人が先月、スンミョン(淑明)女子大学側から修士学位論文が盗作だとの通知を受け、異議申請期限の本日(12日)まで不服の意思を伝えなかったという。

淑明女子大学によると、金夫人が12日の午前0時までに大学側の通報に異議を申し立てない場合、論文が盗作だとの大学側の調査結果は事実上確定するものと見られる。

盗作疑惑が提起された論文は金夫人が1999年に淑明女子大教育大学院に提出した‘パウル・クレー(Paul Klee)の絵画の特性に関する研究’だ。

物議を醸すと、大学側は2022年に研究倫理真実性委員会(研真委)を構成して調査に着手し、論文が盗作だとの暫定結論を下した。

金夫人は、研真委の調査結果を過去2回受け取り拒否していたが、先月14日に受け取った。研真委は受領日から30日間、異議申請を受け付けている。

金夫人側が12日の夜遅くに異議を申し立てる可能性も残っている。大学側は13日午前に会議を開き、金夫人の論文をどのように処理するかについて議論する予定だ。

一方、金夫人の論文盗作疑惑の情報提供者である淑明女子大学民主同窓会側は、先月31日に研真委から調査結果の通知を受け、来月4日まで異議を申し立てることができる。民主同窓会のユ・ヨンジュ会長は「大学側から盗作率などの情報を受け取っていないため、いかなる決定も下すことができない」と述べた。
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