PLAVE の最新ニュースまとめ
わずか1年前でも「バーチャルアイドルをどうして好きなのか」と言っていたA氏の会社の同僚たちも、いつの間にか一緒に推し活をする仲になったという。キム・ホンシク大衆文化評論家は「バーチャルアイドルはビジュアルが完成された状態なので、音楽にだけ集中すればいい」とし、「よそ見せずただファンたちだけを見つめるという点で、推し活をするのにいい要件を備えている」と分析した。
【「PLAVE」、バーチャルアイドルで初のミリオンセラー】
バーチャルアイドルの全盛時代だ。K-POPアイドルに負けない音源成績、音盤販売量などで強い影響力を見せている。AI(人工知能)やXR(混合現実)などの技術が急速度で発達し、最近はバーチャルアイドルがオフラインでファンミーティングを開き、コンサートも可能なレベルになった。
バーチャルアイドルの代表としては5人組グループの「PLAVE」だ。「PLAVE」はバーチャルIP(知識財産権)スタートアップであるコンテンツ企業ブレストが2023年3月にローンチしたチームだ。AIを基盤にした仮想人間でなく、実際の人間がバーチャルキャラクターとして活動する形態だ。彼らはグラフィックゲーム開発の枠であるオンリアルエンジンとリアルタイムモーションキャプチャー技術を活用し、躍動的なK-POPダンスも具現が可能だ。
反応は熱い。「PLAVE」は去る3日に発売した3枚目のミニアルバム「Caligo Pt.1」で初動(発売初週1週間の音盤販売量)103万8308枚を販売した。ことしのボーイズグループで初であり、歴代バーチャルアイドル初の初動ミリオン突破だ。大衆性の尺度である音源チャートでも活躍がすごい。タイトル曲「DASH」は発売と同時に主要音源チャートで1位となり、発売24時間で累積ストリーミング1100万を突破し、MelOnで発売された全体アルバムの中で24時間最高ストリーミング数を保有するミリオンアルバムになった。
「PLAVE」の人気の秘訣は「良い音楽」だ。10年以上アイドルファン活動をして来た30代女性B氏は、「歌が良くて検索してみたら『PLAVE』の場合が多い」とし、「ビジュアルも音楽も満足でき、推し活をしない理由がない」と話した。
【広告界にもバーチャルアイドル…出たら完売】
バーチャルアイドルが人気を導きながら、広告界からのラブコールも多い。ロッテマート・スーパーは昨年のペペロデー(11月11日)を控えて発売した限定版「PLAVEロッテペペロ」で大ヒットとなった。店舗オープンから1時間で準備した物量の90%を売り上げた。爆発的な反応に力を得て追加生産も行ったが、それも1日で完売した。
SMエンタテインメント所属のnaevisは昨年12月にライフスタイルブランドHOLLYSのホリデーシーズンミューズに抜擢された。naevisが広告するケーキ「イチゴはパーティー中」は様々なプロモーションと合わせ、前シーズンのホールケーキ対比199%と高い販売率を記録した。Parableエンターテインメント所属の「異世界アイドル」はチムタク(鶏肉の醬油煮)専門ブランドドゥチムとのコラボイベントを行い、オープンラン(売り場オープン前に行列を作る行為)完売を記録した。
エンターテインメント業界の関係者は、「バーチャルアイドルは人的リスクから自由で、時空間の制約もなく拡張性もいい」とし、「今後音楽、広告、メタバースなど多方面での活躍が期待される」と伝えた。
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