電気自動車の販売台数で中BYDがトップ、現代自は微減で7位=韓国
電気自動車の販売台数で中BYDがトップ、現代自は微減で7位=韓国
韓国の調査会社SNEリサーチによると2024年、世界で車両登録された電気自動車(EV)の台数は約1763万台で、前年比約26.1%増加した。

中国の比亜迪(BYD)が43.4%増の413万7000台を販売し、トップに立った。中国市場で主力モデルの販売が好調だったほか、それ以外の市場でもスポーツタイプ多目的車(SUV)「アット」3および4の販売でシェアを伸ばしている。

2位は米テスラで1.1%減の178万3000台。3位は中国の吉利汽車集団(ジーリー)で、59.8%増の138万6000台を記録した。

現代自動車グループは、約55万台を販売し1.8%減だった。主力モデルのSUV「アイオニック5」、同「EV6」、同「ニロ」の販売は不振だったが、SUV「EV3」、同「EV9」の販売は拡大している。

市場別に見ると、欧州では販売台数が1.0%減少したが、ハイブリッド車(HEV)が22.1%増加している。また中国は世界のEV市場の59.5%を占め、確固たる1位となっている。

欧州と米国の政策転換により、2025年まではEV需要の鈍化が見込まれる。SNEリサーチは2026年以降、バッテリーの量産と新車発売の拡大で新たな成長が見込まれると展望した。
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