韓悳洙首相(資料写真)=(聯合ニュース)
韓悳洙首相(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所は14日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の罷免の是非を判断する弾劾審判の証人として新たに韓悳洙(ハン・ドクス)首相、情報機関・国家情報院(国情院)のホン・ジャンウォン前第1次長、趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長を採用したと発表した。

 憲法裁は20日午後2時から第10回弁論を開き、3人の証人尋問を行う予定だ。

 韓氏とホン氏は尹大統領側の証人、趙氏は国会側と尹大統領側の双方の証人として出廷する。

 憲法裁は韓氏に対する証人申請を一度棄却したが、尹大統領側からの再申請を受けてこれを認めた。

 ホン氏は4日の第5回弁論でも証言したが、尹大統領側は13日に開かれた第8回弁論で、証言の信ぴょう性が疑われるとして再出廷を要請した。趙氏は国会側の証人として採用されたが、健康上の理由で2回欠席していた。

 一方、憲法裁はカン・ウィグ大統領秘書室第1付属室長、朴ギョン琁(パク・ギョンソン)前ソウル東部拘置所長、愼鏞海(シン・ヨンヘ)法務部矯正本部長に対する尹大統領側の証人申請は棄却した。


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