午後6時半ごろにNソウルタワーの上部が両国の国旗を象徴する青色と赤色に交互に点灯し、下部には60周年のロゴマークが映し出された。
ソウルタワーの点灯式に出席した韓国外交部の金烘均(キム・ホンギュン)第1次官は「60周年を象徴する光がソウル中心を照らす姿を見て、両手を取り合って韓日両国のより良い未来を共に描いていく時間になれば」と語った。日本の水嶋光一駐韓大使は60年前に大きな一歩を踏み出した両国関係は、多くの困難にもかかわらず多様な分野で深く発展してきたとし、今後も両国の友好と信頼の灯をともし続けることを願った。
2001年に東京のJR新大久保駅ホームから転落した人を救おうとして亡くなった韓国人留学生、李秀賢(イ・スヒョン)さん(当時26)の母、辛潤賛(シン・ユンチャン)さんをはじめ、両国の親善を象徴する人たちも出席した。
一方、東京タワーには「JAPAN KOREA」の文字が点灯され、両国の国旗の色にある白、赤、青にライトアップされた。
外務省が主催した点灯式に出席した韓国の朴喆熙(パク・チョルヒ)駐日大使は「今年は60年の歴史を振り返り、揺らぎ後退することのない韓日関係を築き、両国の未来の世代に希望に満ちた青写真を示す年にしなければならない」と呼びかけた。船越健裕外務次官は1965年の国交正常化以降、両国の多くの方々の努力で幅広い交流や協力が成し遂げられたと強調した。
両国は今年、国交正常化60周年を記念した多様な行事を計画している。在日韓国大使館によると、今回の点灯式は両国の首都で同時開催された初めての行事だという。
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