16日、韓国の通信社“聯合ニュース”によると、ソウル大学ではことし1学期の受講申請の結果、憲法に関する講義である「憲法」「市民教育と憲法」「民主市民と憲法」「韓国政治史入門」という4科目の受講申請率が92.8%に達していることがわかった。
このうち「憲法」「市民教育と憲法」「韓国政治史入門」の3科目はすでに定員が満了となり、「民主市民と憲法」は60人の定員のうち40人が受講申請している状況である。
一方、これらの科目の昨年1学期における受講申請率は67.8%にすぎなかった。
このように憲法に関する授業への受講申請が急増したのは、約3か月にわたる「非常戒厳事態」と「尹大統領の弾劾政局」が影響しているものとみられる。
このことについて、ソウル大学法学専門大学院のある教授は「憲法を学ぼうとする学生が増えたことで、韓国の権力構造への理解と市民意識が深まるだろう」と語った。
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