女性家族部の申英淑(シン・ヨンスク)長官代行は故人について、「慰安婦被害の事実を国内外に伝えるため、積極的に活動した」と振り返り、「また一人の慰安婦被害者を見送ることになり、胸が痛む」と述べた。
韓国政府が認定した旧日本軍の慰安婦被害者のうち存命者は7人に減った。政府が認定した被害者は240人で、このうち233人が死去した。存命者の年齢層は90~95歳が2人、96歳以上が5人で、平均年齢は95.7歳となっている。
申氏は「女性家族部は慰安婦被害者の方々が穏やかな余生を過ごせるよう支援する一方、被害者の名誉と尊厳の回復の努力を続ける」と強調した。
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