ミレイ大統領は14日、Xを通じて「リブラミームコインは中小企業に有利だ」と投稿した。
リブラ(Libra)は、Facebookが発行した暗号資産(仮想通貨)で、Facebookは子会社カリブラを通じてブロックチェーン基盤の暗号資産であるリブラを公開した。リブラは、安全な実物資産を担保に、迅速で安価な海外送金サービスの提供を目指している。
ところが、ミレイ大統領がリブラミームコインを推薦すると、投資家が大挙して集まり、価格が一時5ドルまで高騰したが、わずか数時間後に0.19ドルまで暴落した。最高値比94%暴落した。
価格が暴落すると、ミレイ大統領は既存の宣伝文を削除した後、2つ目の文章を掲載し、「価格暴落は自分とは何の関係もない」とし、「推薦を取り消す」と明らかにした。
専門家は、典型的な作戦詐欺である「ラグプル(Rug Pull)」と見ている。ラグプルとは、プロジェクト担当者が投資家の資金を集めた後、突然すべての資金を奪って消える詐欺を指す。
ミレイ大統領が「私とは関係ない」と解明したにもかかわらず、野党は弾劾を推進することにした。
アルゼンチン野党連合所属のレアンドロ・サントロ議員は15日、「大統領がラグプルに関与している可能性がある」とし、「弾劾を推進する」と明らかにした。
中道右派市民連合のマクシミリアーノ・ペラロ議員も「アルゼンチン議会が事実を明らかにし、責任者を明らかにするために特別調査委員会を構成しなければならない」と述べた。
前大統領であるクリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネルも「ミレイ大統領を暗号資産詐欺師」と呼び、弾劾を促した。
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