米国ワイオミング州が独自のステーブルコイン発行のためのブロックチェーンとしてアバランチェ(AVAX)、スイ(SUI)を検討している。ブロックチェーンを最終選定すれば、来月末にステーブルコイン発行・流通に関するテストを行う計画だ。

米国ワイオミング州ステーブルコイン委員会は、ステーブルコインを活用するためのブロックチェーンネットワークとしてアバランチェとSUIを最終候補に挙げた。また、ブロックチェーン企業であるレイヤーゼロラボ、カストディ(受託)企業であるファイアブロックスもステーブルコイン開発・支援部門の候補に名を連ねた。

仮想通貨専門メディアのコインテレグラフは、「特定のブロックチェーンでステーブルコインが発行されても、今後マルチチェーンに拡張されるだろう」と展望した。

アンソニー・アポロワイオミング州ステーブルコイン委員会専門理事は「今月末にブロックチェーンを選定し、来月末、独自のステーブルコインテストを開始する」と述べた。マーク・ゴードンワイオミング州知事は昨年、「ワイオミング州独自のドルベースのステーブルコインを発行する」と明らかにした。
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