ソウル警察庁サイバー捜査隊は18日、尹大統領夫妻のディープフェイク事件を光州警察庁に移送したと明らかにした。
これに先立ち、170余りの市民団体で構成された「尹錫悦政権即時退陣・社会大改革光州非常行動(以下、光州非常行動)」は15日、光州5-18民主広場で第14回光州市民総決起大会を開き、尹大統領の弾劾賛成集会を行った。問題は、この日の集会で尹大統領夫妻の顔を合成した露出・飲酒シーンが含まれた映像が再生されたことで発生した。
光州非常行動は「主催者側が公式に許可して再生されたものではない」とし、「この映像は光州市民の問題提起ですぐに再生が中断された」と立場を明らかにした。
これと関連し、大統領府は16日、「現職大統領夫妻に対する嘲笑を超えた深刻な人格侮辱と人権侵害、ディープフェイクを利用した犯罪行為に怒りを禁じることができない」と明らかにした後、17日、この映像を制作・配布したユーチューブチャンネル運営者を「性暴力犯罪の処罰などに関する特例法」違反容疑で警察に告発した。
ソウル警察庁サイバー捜査隊は、国民の力の告発代理人調査を終えたとされ、今回光州警察庁に事件を移送し、近いうちに捜査が本格化する見通しだ。警察関係者は、今回の移送と関連し、「犯罪発生地と捜査の利便性を考慮した決定」と述べた。
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