19日、プサン(釜山)キジャン(機張)警察署は強盗未遂の容疑で30代のA容疑者を検察に拘束送致したと明らかにした。
A容疑者は今月10日午前、機張郡の銀行で強盗をしようとし未遂に終わった容疑を持たれている。
当時、A容疑者はマフラーと帽子で顔を隠して銀行に入り、黒いビニール袋に入れた恐竜の形をしたおもちゃの水鉄砲を拳銃のように見せて客と行員らを脅した。
その後、客のBさん(53)が機転を利かせてA容疑者の水鉄砲を奪い取り、もみ合いになった後、請願巡査と行員らが協力して約2分後にA容疑者を制圧した。
警察の調査の結果、A容疑者が使用した水鉄砲は8歳の息子のおもちゃで、A容疑者は生活苦からこのような犯行に至ったと陳述した。
A容疑者は5年前に家族とともにソウルから釜山に移住した後、自営業に失敗し無職の状態で過ごしており、経済的に苦しい状況にあった。特に、電気や水道料金の支払いもできず、住んでいたオフィステル(住居兼用オフィス)からも退去させられていたことがわかった。
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