韓国に支社設立へ動き出す中国Temu、現地販売事業者の募集を開始=韓国
韓国に支社設立へ動き出す中国Temu、現地販売事業者の募集を開始=韓国
中国の格安越境電子商取引(EC)サイト「Temu(テム)」はこのほど、韓国事業者による商品を流通を販売するローカル・ツー・ローカル(LtoL)事業を開始すると発表した。

販売者可能な事業者は、商品在庫を持ち注文受付と配送が可能な韓国の登録事業者だ。

Temuが韓国で販売事業者を募ることを決めたことから、今後は同業で中国最大手・阿里巴巴集団(アリババグループ)の全球速売通(アリエクスプレス)と同様、韓国に事務所を置き支社長を派遣して、韓国での人材採用を行うとみられている。

アリエクスプレスは2023年10月に韓国専門サイト「ケイベニュー」を開設。より多くの韓国事業者を集めるため、2024年12月まで事業者が支払う手数料を無料としていた。

一方、Temuは韓国の主要な物流会社との契約に向けて動きだしていることも明らかになっている。現時点では、CJ大韓通運と韓進が海外から送られてきた商品の配送を担当している。

Temuの関係者は「当社は韓国の販売事業者に、数客万人の顧客と直接つながることができる機会を提供する。韓国事業者を募ることで消費者は、当サイトで好みの現地ブランド商品を購入することができるようになるだろう」と述べている。

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