陸軍の資料館などに展示されている金載圭元死刑囚の写真(陸軍提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
陸軍の資料館などに展示されている金載圭元死刑囚の写真(陸軍提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
◇朴正煕大統領暗殺事件の再審決定 元死刑囚の遺族が請求

 1979年10月26日に朴正煕(パク・チョンヒ)大統領ら2人を射殺し翌年死刑に処された中央情報部(KCIA)の金載圭(キム・ジェギュ)部長(当時)の遺族による再審請求で、ソウル高裁は19日、裁判をやり直す再審開始を認める決定をした。金載圭元死刑囚は朴大統領と当時、大統領警護室の室長だった車智澈(チャ・ジチョル)氏を殺害した罪で起訴され、80年5月に死刑に処された。

◇女子児童刺殺事件 計画的犯行の可能性

 中部・大田市の小学校で女子児童が教諭の女に刺殺された事件を巡り、大田警察庁の捜査チームは18日、容疑者がインターネットで過去に発生した殺人事件の記事や犯行に使われた凶器を検索するなど、事前に犯行を準備していたことが分かったと発表した。捜査チームは計画的犯行の可能性があるとみて捜査を進めており、関係者の供述や容疑者の通話履歴など確保した資料を基に具体的な犯行動機を解明することに注力する方針だ。

◇病院をたらい回しにされた患者が死亡 医療スタッフ6人起訴 

 大邱警察庁は、救急患者が病院をたらい回しにされ、適切な治療を受けられずに死亡した事件について、三つの病院の医療スタッフ6人を救急医療法違反の容疑で書類送検したと発表した。警察などによると、この患者は昨年4月、額に裂傷を負って地域の上級総合病院の救急室を訪れたが、整形外科での治療が必要だとする医療スタッフの判断により別の病院に移送された。しかし、この病院でも当日の診療は不可能だとして他の地域の病院に移され、最後に到着した病院からさらに別の病院に移る準備をしていたところ、血圧と脈拍が低下して心停止状態に陥り、蘇生措置が施されたが死亡した。

◇北朝鮮兵捕虜が韓国行き要請すれば「受け入れ」

 外交部の当局者は19日、ロシアに派遣され、ウクライナの捕虜となった北朝鮮兵が韓国行きを要請した場合、全員を受け入れるという基本原則と関連法令に基づき、必要な支援を提供する方針を明らかにした。同当局者は「北の軍は憲法上わが国民であり、捕虜の送還に関しては個人の意思を尊重することが国際法と慣行に合致するだけでなく、本人の意思に反して迫害される脅威があるところに送還されてはならない」との考えを示した。


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