20日、聯合ニュースによると、光州高裁全州法院第1刑事部(ヤン・ジンス部長判事)は19日、強姦(ごうかん)未遂容疑で起訴された牧師A氏の控訴審で、懲役3年を宣告した原審を破棄し、懲役3年に執行猶予4年を宣告した。
裁判部はまた、40時間の性暴力治療プログラム履修と240時間の社会奉仕、5年間の児童・青少年・障害者機関への就職制限をA氏に命じた。
A氏は2013年、神学大学を卒業し、教会で伝道師として働いていたB氏を性的暴行しようとした容疑で起訴された。
B氏はこの犯行で切望していた海外宣教師と聖職者の夢を断念しなければならなくなった。
その後、マスコミを通じて犯行が報道されると、この教会連合団体はA氏を除名処分した。
1審裁判部は懲役3年を宣告したが、A氏はこれに不服して控訴した。
控訴審裁判部は「被告人は、主任牧師の身分で伝道師である女性信徒を性的暴行をしようとしたが、未遂にとどまり、罪質が悪い」としながらも、「被告人が当時、被害者に暴行や脅迫などの有形力を行使しなかったと思われる」と説明した。
続けて「被告人は1審で2000万ウォン、控訴審で6000万ウォンなど計8000万ウォンの和解金を被害者に支払った」とし、「被害者が処罰を望んでおらず、被告人が初犯であることなどを考慮して刑を定めた」と判示した。
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