小学生女児を殺害した女性教師、病院で声を出して笑った…医療陣も当惑=韓国
小学生女児を殺害した女性教師、病院で声を出して笑った…医療陣も当惑=韓国
テジョン(大田)の小学校でキム・ハヌルちゃん(8)を殺害した女性教師が犯行当日、応急室で治療中に声を出して笑っていたことがわかった。これまでに伝えられたうつ病などの精神疾患とは別に、サイコパスやソシオパスのような反社会的な人格障害の可能性が提起された。

20日、韓国日報などによると、事件を起こしたミョン某教師(48・女)は今月10日の犯行直後、救急隊により大田市ソ(西)区にある大学病院の応急室に運ばれた。

医療陣は応急室内の外傷センターの蘇生室で止血などの応急治療をし、損傷した血管を確認するなどの検査を行った。この過程でミョン教師が突然、声を出して笑い、医療陣は当惑したという。ミョン教師は首部分の傷が深く出血の多い状態だったが、苦痛を訴えるどころか常識外の反応を見せたためだ。

医療陣は当初、ミョン教師が単純に凶器で刺された患者だと認識していたが、その後、小学1年生の女児を殺害した後に自害し治療を受けている最中に笑ったという事実を後になって知り、大きく驚いたと伝えられた。その後、ミョン教師の治療と関連し内部的にかん口令が敷かれ、診療記録も担当医師と看護師だけが見られるように措置が取られた。

専門家らは犯行後に笑う行動について反社会的な人格障害の可能性があると分析した。コングク(建国)大学警察学科のイ・ウンヒョク教授は、「今回の事件は精神病歴よりは性格や気質によるものと考えるべき」とし、「自身の目的を成功的に終了した後、興奮状態が維持される過程で潜在意識に残っている満足感が瞬間的に笑いとして現れることがある。昨年、チョンナム(全南)スンチョン(順川)で面識のない女子高生を凶器で刺し殺害した後、逃走する過程でCCTV(防犯カメラ)に映ったパク・デソン容疑者の笑いも同じ脈略と考えられる」と韓国日報に話した。

警察の調査の結果、ミョン教師は犯行前にインターネットで犯行道具や過去の殺人事件の記事を検索するなど犯行を準備した状況が確認された。警察は計画犯罪の可能性に重きを置いて捜査しているが、ミョン教師の対面調査は実施できずにいる。

ハヌルちゃんを殺害した後に自害をしたミョン教師は静脈縫合手術を受け重患者室で安静にしている。状態が回復し酸素呼吸器は外れたものの、先週、対面調査を試みる中で血圧が上昇したため再び酸素呼吸器を装着した状態だ。

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