スナック菓子の王者「セウカン」が苦戦、「ポカチップ」が猛追=韓国
スナック菓子の王者「セウカン」が苦戦、「ポカチップ」が猛追=韓国
韓国農水産食品流通公社(aT)の食品産業統計情報によると2024年、韓国の小売店でプライベートブランド(PB)商品を除いたスナック菓子の販売数において最大となったのは農心の「セウカン」だった。総売上高は1007億ウォン(約105億9654万円)で、前年比8.33%減少した。2位はオリオンの「ポカチップ」で3.8%増の981億ウォン(約103億2373万円)だった。

セウカンとポカチップの売上高の差は、2023年の153億ウォン(約16億1009万円)に比べ大幅に減少した。

農心の関係者は「2023年7月、物価安定に向けた政府からの要請に応え価格を1400ウォン(約157円)へと100ウォン(10円)引き下げた。1700ウォン(約178円)のポカチップとの価格差が開いたことが影響した。当社のデータでは、セウカンの販売数は増え続けている」と話した。

一方、オリオンの関係者は「2023年以降、旬の国産ジャガイモを使用という点が評判となり、ポカチップの購入者が増えた」と述べている。

これにより、スナック菓子市場における両社の売上高の差も減少している。小売店における両社のスナック菓子の売上高の差は74億ウォン(約7億7895万円)と、59億ウォン(約6億2105万円)縮小した。

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