尹大統領の「非常戒厳」宣言について捜査する警察の特別捜査団は、拘束令状の執行阻止について尹氏が大統領警護処のキム・ソンフン次長と交わしたメッセージを確保した。
両氏は先月3日、1回目の拘束令状執行の際に秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」でメッセージをやりとりしたことが確認された。4日後の7日には、2回目の執行が行われる場合は警護処が積極的に阻止せよという尹氏からの指示が伝えられたという。
警護処内で「強硬派」とされるキム氏はその後、職員らに拘束令状の執行を阻止するよう指示。職員らはこれに従わず、尹氏は15日に身柄を拘束された。
一方、特別捜査団は今月12日、内乱容疑で立件されたウォン・チョンヒ国防部国防情報本部長など軍関係者6人の捜査を独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」に移管したと発表した。
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