光州市庁で会談した光州市の姜琪正市長(左)と日本の水嶋光一駐韓大使(同市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
光州市庁で会談した光州市の姜琪正市長(左)と日本の水嶋光一駐韓大使(同市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【光州聯合ニュース】韓国南西部・光州市の姜琪正(カン・ギジョン)市長は21日、同市庁で日本の水嶋光一駐韓大使と面会し、韓日両国の交流活性化策などについて議論した。

 

 姜氏は水嶋氏が市庁訪問に先立ち、同市にある国立5・18民主墓地を訪れ、1980年に起きた「5・18民主化運動(光州事件)」の犠牲者を追悼したことに言及。韓日国交正常化60年という記念の年に5・18民主墓地を訪問してくれたことに「感謝する」と述べた。

 水嶋氏は光州近郊の務安国際空港で昨年末に179人が死亡する旅客機事故が起こったことについて哀悼の意を示した。5・18民主墓地の訪問では、光州事件について多くのことを知ったと述べたうえで、「光州市民の強い意志に敬意を表する」と語った。

 姜氏は先の旅客機事故で海外からメッセージなど多くの励ましを受け、都市間交流の重要性に改めて気付かされたと紹介したうえで、2002年に仙台市と姉妹提携を結んだ後に仙台国際ハーフマラソンと光州世界キムチ祭りの相互参加など盛んな交流が続いていることを伝えた。

 水嶋氏は都市間交流の枠を超えた人的交流で韓日協力が活発になることを望むとし、姜氏と共に未来志向の両国関係を築いていきたいと表明した。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40