同紙が引用したデータ分析プラットフォーム「クエストモバイル」によると、先月11日にアップル(Apple)のアップストア(App Store)およびアンドロイド(Android)のアプリマーケットでリリースされたディープシークのアプリは、今月9日の時点で累計ダウンロード数が1億1000万件を超えた。
リリース後の週間アクティブユーザー数は、一時最大9700万人に達した。
ディープシークのアプリの週間ダウンロード数は、リリース初期の1月13日~19日にはわずか28万5000件に過ぎなかった。
しかし、推論モデル「R1」がリリースされた1月20日~26日には226万件に急増し、その翌週(1月27日~2月2日)には6300万件に急上昇した。
特に1月27日には、低コストで開発されたにもかかわらず、米オープンAIの最強推論モデル「o1(オーワン)」に匹敵するとの評価が出され、App Storeの無料アプリダウンロードランキングで、オープンエーアイ(OpenAI)のチャットジーピーティ(ChatGPT)を抜いて1位となった。
当時「ディープシーク・ショック」によりニューヨーク株式市場が急落し、AIモデル開発に最先端のAIチップが必ずしも必要ではなくなる可能性が浮上したことで、エヌビディア(NVIDIA)の時価総額が約880兆ウォン(約95兆円)消失した。
ディープシークがマーケティングに1円も投じず、累計ダウンロード数1億件という歴史的な記録を達成した点も注目に値すると、同紙は伝えている。
一方、昨年3月から約9億元(約1780億円)を投じて、ほぼ同時期に新モデルをリリースした「キミ(Kimi)」は、大規模なマーケティングを展開したにもかかわらず、ディープシークに押されている状況だという。
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