今年1月24日、卒業式と廃校式が同時に行われた釜山の小学校=(聯合ニュース)
今年1月24日、卒業式と廃校式が同時に行われた釜山の小学校=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】少子化が急速に進む韓国で今年、全国にある49の小中高校が廃校になる。国会教育委員会に所属する最大野党「共に民主党」の議員が23日までに教育部から提出を受けた資料で分かった。

 全国の廃校数は2021年に24校、22年に25校、23年に22校と推移したが昨年は33校と急増。今年はさらに増えて49校となる。

 このうち地方が43校を占める。ソウルでの廃校は1校もなく、ソウルに隣接する京畿道は6校だった。全羅南道が10校で最も多く、忠清南道(9校)、全羅北道(8校)、江原道(7校)と続いた。広域市では釜山が2校、大邱が1校だった。

 廃校になる学校のうち38校は小学校で、中学校は8校、高校は3校だった。

 一方、昨年に新入生が1人もいなかった小学校は112校(休校・廃校は除外)と集計された。


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