進む少子化…小中高合わせて約50校がなくなる=韓国
進む少子化…小中高合わせて約50校がなくなる=韓国
韓国では急速に進む少子化により、全国の小・中・高等学校49カ所が閉鎖する。このうち小学校が77.6%(38カ所)で最も多かった。

23日、国会教育委員会所属のチン・ソンミ(共に民主党)が、教育部から提出を受けた「全国17地域の教育庁の廃校状況」によると、ことし廃校が予定されている小・中・高校は計49校に上ることが分かった。

少子化の進行により、このうち小学校が38校と最も多く、中学校が8校、高校が3校と続いた。

特に地方を中心に新入生のいない小学校が大幅に増える見通しだ。

昨年、新入生がいなかった全国の小学校は112校(休校・廃校を除く)に達した。

チン議員が教育部から受け取った昨年4月時点「新入生がいない小学校の状況」資料によると、全羅北道(チョルラプクド)が34校で最も多く、次いで△キョンサンプクド(慶尚北道17校)△キョンサンナムド(慶尚南道16校)△チョルラナムド(全羅南道12校)△チュンチョンナムド(忠清南道12校)△カンウォンド(江原道11校)と続いた。

ことしは新入生のいない小学校数が前年より30%以上増加する見通しだ。今月上旬から中旬にかけて各地域の教育庁が集計したデータによると、慶尚北道だけで42校が新入生を受け入れられない見込みだ。これに続き△全羅南道(32校)△慶尚南道(26校)△全羅北道(25校)△江原道(21校)という順になった。

廃校数は2020年に33校を記録した後、2021年 24校→2022年 25校→2023年 22校と20校前後で推移していたが、昨年33校へと急増し、ことしはさらに増え50校近くに達する見込みだ。

また、廃校予定地域における首都圏と地方の格差も顕著だった。

ソウルでは廃校予定の学校はゼロだったが、キョンギド(京畿道)では6校が廃校予定とされた。最も多く廃校が予定されている地域は全羅南道(10校)で、忠清南道(9校)△全羅北道(8校)△江原道(7校)と続いた。

特別・広域市はプサン(釜山2カ所)とテグ)(大邱1カ所)の2地域が含まれた。

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