20日に憲法裁判所で開かれた弾劾審判の第10回弁論に出席した尹大統領=(聯合ニュース)
20日に憲法裁判所で開かれた弾劾審判の第10回弁論に出席した尹大統領=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所は25日午後、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の罷免の是非を判断する弾劾審判の最終弁論を開く。

 最終弁論では尹大統領と弾劾訴追委員である鄭清来(チョン・チョンレ)国会法制司法委員長が最終意見陳述を行う。

 尹大統領は「非常戒厳」宣言に至った経緯を改めて説明する見通しだ。独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」と検察による捜査が不当だったと主張するとみられる。非常戒厳宣言による国政混乱について国民に謝罪するか注目される。

 法曹界では、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領や朴槿恵(パク・クネ)元大統領の弾劾審判と同様、最終弁論から約2週間後に宣告が行われる公算が大きいとの見通しが出ている。

 宣告日は宣告の数日前に憲法裁が発表する可能性がある。朴元大統領の弾劾審判では宣告の2日前に宣告日が発表され、盧元大統領の際は3日前に発表された。


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