姜氏は「北がロシアに武器と弾道ミサイルを提供し、1万1000人以上を派兵して政権のための『弾除け』として犠牲を強いている」とし、「北の違法な活動は国際社会全体に対する深刻な安全保障上の脅威」と指摘。そのうえで「北は全ての大量破壊兵器とミサイル計画を完全かつ検証可能で不可逆的な方法で放棄し、非核化の道に戻るべきだ」と促した。
北朝鮮の非核化は議論の対象ではないとしたロシアに対しては「受け入れられない発言」とし、「北の違法な活動が地域にとどまらず世界の全ての国に警告となる安全保障上の脅威であることを確認できる」と指摘した。
また、ロシアによるウクライナ侵攻から3年になることを踏まえ、世界の安全保障環境が悪化し軍縮・不拡散体制が後退していることに懸念を示し、米国、英国、フランス、中国、ロシアの核保有国5カ国が相互信頼の向上に向けた協議に乗り出すよう求めた。
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