これに先立ちハンファは取締役会を開き、アワーホームの買収を決定していた。ウリジプF&Bへ有償増資する形で、2500億ウォン(約261億4642万円)を出資する。アワーホームのオーナー一家の長男ク・ボンソン前副社長(株式38.56%保有)と、長女ク・ミヒョン会長(19.28%保有)の保有分、合計58.62%を買収する。
買収価格は1株当たり6万5000ウォン(約6797)、計8694億ウォン(約909億2098万円)に上る。ハンファが財務的投資家として参加している私募ファンド、IMMクレジット・ソリューションが資金調達を担う。ハンファは「自社保有の現金と外部からの借り入れにより、調達する予定」と説明している。
ハンファは2020年に給食事業を売却し市場から撤退していたが、約5年ぶりに同事業を再開することになる。
業界の関係者は「アワーホームは昨今、社内的な問題で韓国市場での存在感や推進力を多少失った。3代目オーナーのキム・ドンソン副社長が決定した買収だけに、今後は積極的な経営姿勢を見せることだろう」と述べている。
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