同工場のPL-TCM部門のストライキにより、該当の工場だけでなく冷延関連の全工程の操業が停止している。同社側は「莫大な損失計上と信頼の失墜による、経営悪化を招いている」と説明した。
労組は1月21日から全面および部分ストライキを繰り返してきた。これにより、生産スケジュールが確定できなくなり、安全な操業にも支障をきたすようになった。
現代製鉄の労組は2024年9月から団体交渉を行っているが、2025年に入っても合意に至っていない。現代自動車と同水準の賃金と福利厚生と、15万8000ウォン(約1万6500円)のベースアップなどを求めた。
同社側は業績給として、基本給の450%に加え1000万ウォン(約104万円)の支給を提案したが、労組はこれを拒否しストライキを強行。これにより11日には、全国にある工場が操業を停止していた。
同社の冷延部門では2月1~22日、約27万トン分が生産できなくなり、損失額は254億ウォン(約26億6354万円)に上っているという。
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