24年10~12月期の営業利益は前年同期比26.7%減の653億ウォンで、金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが集計した市場予想(856億ウォン)を23.7%下回った。売上高は7253億ウォン、純損失は260億ウォンの赤字だった。
ハイブは24年の業績について、アルバム・音源部門は前年比11.3%減少したが、公演部門は25.6%増加し、減少分を相殺したと説明した。国内所属アーティストが主要音楽チャート「サークルチャート」に占めるシェアは40%で前年より2ポイント上昇し、人気グループのSEVENTEEN(セブンティーン)は2年連続でアルバムの年間売り上げ1000万枚を達成した。
24年に開催したアーティストのコンサートは147回、ファンミーティングは25回で、公演売上高は創業以来最高を記録。特に24年10~12月期の公演売上高は1889億ウォンで、前年同期から倍増した。また、グッズ・ライセンス部門の売上高も29.1%増の4200億ウォンと過去最高だった。
一方で、アーティスト別売り上げの割合の変化や初期投資などのコストがかさんだことで、営業利益は減少した。
BTSの兵役によるグループ活動休止や新人グループの相次ぐデビュー、グローバルガールズグループKATSEYE(キャッツアイ)の米デビュー、ラテンアメリカ法人設立に伴う投資などが営業利益の減少につながった。
ハイブは、今年はBTSのメンバー全員が兵役を終えて活動を再開することで収益性が改善すると強調した。
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