最終意見陳述を行う尹大統領(憲法裁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
最終意見陳述を行う尹大統領(憲法裁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所は25日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の罷免の是非を判断する弾劾審判の最終弁論を開いた。尹大統領と弾劾訴追した国会側が最終意見陳述を行い、結審した。第11回となる最終弁論は8時間に及んだ。

 文炯培(ムン・ヒョンベ)憲法裁所長権限代行は弾劾の是非をいつ宣告するかは示さず、「評議を経て告示する」と述べた。

 最終意見陳述では、弾劾訴追委員である鄭清来(チョン・チョンレ)国会法制司法委員長が約40分、尹大統領が約1時間10分にわたり陳述。文所長権限代行が弁論終結を宣言し、弾劾審判の弁論手続きがすべて終了した。

 過去に弾劾訴追された盧武鉉(ノ・ムヒョン)、朴槿恵(パク・クネ)両元大統領の弾劾審判では結審から約2週間で弾劾の是非が宣告されていることから、来月中旬ごろに判断が示されるとの見方が出ている。


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