仮想通貨取引所Bybit(バイビット)がLazarus Groupの犯行と推定される14億ドル規模のハッキング事件後、Bitgetから借りた4万ETHを迅速に返済し、円滑な出金を保証した。

バイビットが先月21日、史上最大規模に記録されたハッキング攻撃を受けた後、3日ぶりにビットジェットから借りた4万ETHを全額返済したと報じられた。

今回のハッキングは、北朝鮮のハッキング組織として知られるラザログループが主導したと推定され、約14億ドル相当の暗号通貨が奪取された。しかし、Bybitは迅速な対応を通じ、盗まれた資産をすべて回収し、取引所の運営を正常に維持した。

Bybitは、ハッキング被害の復旧過程で出金遅延問題を解決するため、先月22日、ビットゲットから4万ETH(約1億400万ドル、約155億円)を貸与されたとオンチェーン分析会社Lookonchainが報告した。

そして、2月25日のオンチェーンデータで、BybitがBitGetに4万ETHを正常に返却したことが確認された。

ビットゲートのCEOであるグレイシー・チェン(Gracy Chen)もこれを公式に確認し、今回の融資は無利子・無担保で行われた純粋な支援目的の融資であることを強調した。彼は「利息はなかったし、担保もなかった。単に助けが必要なパートナーを支援しただけだ」と述べた。続いて、「私たちはバイビットが融資を返済することを疑ったことはない」と付け加えた。
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